自衛隊パイロットになるためには、航空身体検査に合格する必要があります。
しかし、何の問題もなく航空身体検査に合格できる受験生は半分ほどしかいません。
航空身体検査は対策できます!
- 合否判定の仕組みについて
- 攻略方法が存在する理由
- 不合格になる原因
- 具体的な対策方法
以上、4つのテーマで航空身体検査について深掘りしていきます。
【無料版】とはいえ、受験生は知り得ない超有料級の情報ばかりです。
ぜひ最後まで読んで、合格率を上げてくださいね。
合否判定の仕組みについて
航空身体検査が、筆記試験や適性検査と異なるところは、合格と不合格が明確に分かれるところです。
筆記試験や適性検査は、受験生に順位をつけて良い方から採用するためのものです。
いわゆる普通の学力試験と同じで、多少の失敗も取り返しがつきます。
しかし、航空身体検査は、それだけで合格・不合格の判定が行われます。
航空身体検査の不合格は、一発アウトです。
他の試験をいくら頑張ったところで挽回できません。
落とすための試験
なぜそういう仕組みになっているかというと、航空身体検査は「落とすための試験」だからです。
いくら筆記試験でいい点が取れて、操縦適性が高い、優秀な受験者であったとしても、不健康な人を自衛隊パイロットにするわけにはいかないのです。
健康不良で墜落されても困りますからね。
合格基準は確認しておこう
航空身体検査で不合格にならないためには、「合格基準がどうなっているのか」を確実に確認しましょう。
体格や持病など、どう頑張っても合格が無理なケースもあります。
対策できる部分については、可能な限り不合格にならないように対策しましょう。
とはいえ、これらの文書は内容が難しいですし、基準を知ったところで、どう対策すればいいのかまでは、受験生にはわからないと思います。
どうすれば合格に近づくのかは、私がわかりやすく解説するので安心してください!
攻略方法が存在する理由
- 航空身体検査は、合格基準が厳しい
- 持って生まれた体を今さらどうすることもできない
- 神に祈るくらいしかできることはない
確かに、そういう側面はあると思います。
しかし、これまで色々な人生経験をされてきたあなたなら、同時にこのようにも考えるのではないでしょうか?
試験である以上、何か攻略法があるはずだ。
なかなか鋭いですね。実はあるんです、航空身体検査の攻略法が。
攻略法は検査項目のタイプによる
攻略法が存在する理由について、詳細な解説は話が長くなるので、今回は省略します。
簡単に説明すると、検査項目は以下のようにいくつかのタイプに分けることができます。
- 練習などで、対策が可能なもの
- 対策は難しいが、不可能ではないもの
- 対策はできないが、不合格にはほとんどならないもの
- 対策はできず、どうしようもないもの
みなさんは「4」がほとんどで、「対策方法はない」と思っているでしょう。
私に言わせれば、「1」がほとんどで、「4」はほとんどありません。
だから、すべての項目ではないにしろ、「攻略方法が存在する」と言い切れるのです。
それぞれの項目について、しっかりと解説しますので、私についてきてください。
不合格になる原因
不合格になる原因を知りたければ、先ほど紹介した「航空身体検査に関する訓令」を熟読すればそこに全て書いてあります。
しかし、内容が多く、難しく、受験者にはなかなか理解できないと思います。
また、「実際にその原因で不合格になる人がどれくらい多いのか」ということについては、そこには書かれていません。
対策は、落ちる人が多い項目について優先的にやるべきです。
不合格になりやすい項目は、私が厳選しても、20個以上はあります。
今回はその中から、意外と不合格になる人が多い、「身長」について解説します。
身長
身長の基準は、「158cm以上 190cm以下」と書かれています。
多くの人には特別厳しい基準には見えないかもしれません。
重要なことは「男女差が設けられていない」ことです。
世の中の試験には身長の基準なんてないことが多いですし、あっても、男女でそれぞれ基準が異なると思います。
しかし、パイロットになるための航空身体検査では、性別関係なく、基準は上記の通りです。
特に女性の場合、身長158cmに満たないために、不合格になることが多々あります。
理由は装備の都合
身長に男女差が設けられていない理由は、「装備のサイズが決まっているから」です。
基準を超えて体が大きかったり、小さかったりすると、着用できない装備があったり、安全性が保たれなかったりするためなんですね。
小さい着ぐるみの中には、一体どんな小さな人が入っているのだろうかと考えたことはありませんか?
あれと同じで、装備に合わせて人を選ばなければならないのです。
「身長」の対策
「身長」の項目こそ、先ほど挙げた、「4.対策はできず、どうしようもないもの」の数少ない一例です。
全く対策を思いつかないわけではありませんが、現実的ではないものばかりです。
明らかに身長が158cm未満なのに、航空学生や幹部候補生(飛行)を受験される方がいます。
地本に促されて、なんとなく受験している方が多いのでしょうが、時間の無駄で受験者本人のためにならないので、やめた方が良いです。
不合格になりやすいポイントは20個以上あります。
今後そのすべてについて解説していきます!
具体的な対策方法
「身長」の項目は、対策がほとんど不可能なことを解説しました。
今回は、「身長」とは異なり、自分で計測することもできないし、対策も難しいけれども、実は対策できる2つの項目について、極秘対策方法を紹介しましょう。
間違いなく、超有料級の内容です。
尿検査
航空身体検査では、尿検査が行われます。
様々な病気の有無のチェックのために、尿検査を行います。
主に「尿潜血」「尿蛋白」「尿糖」などといった項目をみています。
これらに異常があると、再検査や精密検査が必要になったり、最悪の場合、一発アウトということもあり得ます。
「尿検査」の対策
以下のような商品を使えば、自宅でも一瞬で尿検査をすることができます。
この検査で異常がなければ、航空身体検査でも問題にならない可能性が高いです。
もしこの検査で異常があれば、一度病院に行って、
- 病気であれば、しっかり治療する
- 病気でないならば、病気でない証拠とする
このようにすれば、対策ができるかと思います。
病気でなくても、尿検査で異常が出ることがよくあるんです。
航空身体検査本番の時に異常が見つかるよりは、事前にしっかり対策しておいた方が100倍良いです。
血液検査
航空身体検査では、血液検査が行われます。
血液検査は尿検査以上に様々な病気のチェックに利用されます。
血液検査には病気のチェックとは別に、絶対的な数値基準が決まっている項目があり、それが不合格の原因になりやすいです。
「血液検査」の対策
血液検査も、尿検査と同様に、事前に検査をして現状をしっかり把握し、必要であれば対策を打っておくのが良いです。
普通は病気でなければ血液検査を行うことはありません。
しかし、職場や自治体の健康診断を利用したり、お金を払って検査会社にお願いするなど、血液検査を行う方法はあります。
血液検査の結果が、航空身体検査の基準を満たさないようであれば、
病院やオンライン診療などを利用して、医師に相談してみるのが良いと思います。
血液検査は、基準を満たさなければ、必ず対策しましょう。
注意点
航空身体検査で不合格になりやすい項目と、その対策方法を紹介しました。
対策方法の中で、「場合によっては病院に相談する」ことを推奨しました。
その際には、必ず以下のことに留意して、自己責任で対策をしてください。
- 病院に行くと、病気の診断をされてしまう可能性があること
- 投薬などの治療を受ける可能性があること
- 上記「診断」や「治療」のために、航空身体検査で不合格になる可能性があること
航空身体検査には「問診」の検査項目があり、病歴や使用している薬などについて質問されます。
その際に、病院に行ったことで、「病気の診断」がついたり、「薬を使用」していることがわかれば、そのせいで不合格になってしまうこともあるので、注意してください。
対策にはデメリットもあるので、実行するかは自己責任でお願いしますね。
まとめ
航空身体検査の攻略法について解説しました。
今回は【無料版】でしたが、大変濃い内容となりました。
【完全版】は全ての内容について、より詳細に解説していく予定です。
ぜひ公開をお楽しみに!