ついつい欲しいものを買ってしまって、お金が貯まらない。
カードローンで買い物をしてしまったけど、大丈夫かな?
こういうお金の使い方に関する悩みは、誰にでもあるのではないでしょうか?
この記事では、資産形成のために超重要な「人生の5大出費」と、「お金の守り方」について、解説していきます。
この記事を読めば、収入はそれなりにあるはずなのに、どうして資産形成ができない人がいるのか、あなたにもわかるようになります。
お金の守り方を知らないと、5人のハイエナたちによって、あなたの大事な資産がむしり取られていきます。
私はかなり早い段階で気付くことができたので、資産を奪われずに済みました!
自衛隊経験者で、ファイナンシャルプランナー(お金の先生)である私が、15年かけて培ったノウハウを凝縮しました。
学歴関係なく、最速でお金持ちになりたい人は、ぜひ最後まで読んでください。
1.高卒でも資産1億円つくるための、基本的なお金の守り方
「お金を守る」=「出費を減らす」
資産をつくるためには、収入を増やすことが大事だと思っていませんか?
確かに収入が多ければ、資産を「早く」増やすことができるかもしれません。
しかし、収入がいくらあっても、それを上回る出費があれば、そもそも資産をつくることはできません。
私は年収1000万円あったときでも、常に借金をしていましたw
(笑い事ではない)
資産をつくるために最も大事なことは「お金を守る能力を身につけること」です。
つまり、「出費をコントロールする」ということです。
収入の多い少ないは関係なく、
「収入」<「出費」なら借金するしかないし
「収入」>「出費」なら資産形成ができるということです。
人生の5大出費をコントロールする
高卒社会人の生涯収入は、2億円前後と言われています。
会社員や公務員である限り、生涯収入を大きく増やすことはできません。
収入を増やせないとなると、出費をどれだけ減らせるかが、資産形成のカギになります。
出費の原因は様々ですが、特に金額の大きい5大出費について、お金をコントロールしていくことが、資産形成のポイントとなります。
- マイホーム
- 自動車
- ローン
- 保険
- 投資・節税商品(詐欺、悪徳)
そして、これらの高額商品をあなたに売りつけて、荒稼ぎしようとしてくる人々こそが、これから紹介する、「あなたのお金を奪う5人のハイエナたち」なのです。
2.マイホームからお金を守れ
ハイエナ「不動産営業マン」
いつかはマイホームを買いたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、新築住宅を購入しようとして、安易に不動産屋や住宅展示場を訪れてはいけません。
そこには不動産営業マンという恐ろしいハイエナがたくさんいます。
新築戸建てや新築分譲マンションを買えば、地方でも4000万円はします。
一括購入の資金がなくて住宅ローンを組めば、総額は5000万円を超えてくるでしょう。
これから資産形成をしようとしている人に、5000万円の借金はおすすめできません。
不動産営業マンは、家を売るのが仕事です。
あなたが資産形成できなくなるほどの借金を抱えようと知ったこっちゃないので、5000万円の借金でも1億円の借金でもガンガン営業をかけてくるでしょう。
これを読んでいるあなたも、資産1億円を目指していきたいのであれば、
「住宅ローンを組めば、今の家賃より月々の支払いが低くなりますよ」とか
「住宅ローンを払い終えれば、家が資産として残りますよ」とか、
私でもすぐに思いつくような口車に引っかからないようにしてくださいね。
私も20代の頃、4000万円以上するマンションを買いそうになったことがあります。色々な助けがあって買わずに済みましたが、もし買っていても、自衛隊で転勤が多く、そこに住むことはできませんでした。本当に買わなくて良かったです。
まずは賃貸がおすすめ
お金を守るためには、まずは賃貸をおすすめします。自衛官であれば官舎を利用するのが良いでしょう。
賃貸の良いところは、修繕費や税金がかからないところであったり、すぐに引越しができるところです。
修繕費や税金が不要
マイホームは一度買ってしまえば、後は大きなお金がかからないように思われがちです。
しかし、全くそんなことはなく、意外とお金がかかります。
- 戸建ては定期的に建物の補修が必要
- マンションも毎月、修繕積立金が必要
- マンションはさらに大規模修繕や建て替えの際は莫大なお金が必要
- 毎年、固定資産税と都市計画税を払う必要
数百万円かかる項目もあります。
賃貸であれば全て大家さんが支払ってくれるので、とてもおトクなんです。
引っ越しが簡単にできる
マイホームを買うと、簡単に引っ越しができません。
始めは気に入った環境であっても、後から変な住人が近所に引っ越してくる可能性だってあります。
もし急に転居したくなっても、家を売らないと出ていくこともできません。
中古住宅を買おう
一人暮らしならいざ知らず、家族がいれば、どうしても自宅の購入が必要になる人もいるでしょう。
転勤の多い自衛官ならなおさらです。
お金を守るためには、1500万円から2000万円くらいの中古戸建てを、現金一括で購入するのが、おすすめです。
「そんな大金、現金一括では無理」と思うかもしれません。
高卒で自衛隊に入隊して、しっかり資産形成していれば、30歳過ぎには2000万円の資産形成はできています。大丈夫です!
住宅ローンは相見積もりを取ろう!
マイホームは他のぜいたく品とは異なり、衣食住に関わるもので、最低限の生活に必要なものです。
金額も他の商品とは異なり、段違いに高額です。
事情によってはどうしても住宅ローンを使う場面が出てくることでしょう。
その場合でも、不動産営業マンに言われるがままに住宅ローンを組むのではなく、自分で住宅ローンの「相見積もり」を取るようにしてください。
「相見積もり」とは、複数の業者から金額の見積もりをもらうことです。
初心者でも価格の相場がわかるので、ぼったくりを避けられます。
上級者も必ず行う、非常に有効なテクニックです。
住宅ローンに限らず、何かしらお金を使う時は、相見積もりを取る癖をつけましょう。
しかし、複数の業者に1件ずつ問い合わせするのは非常に面倒ですよね。
相見積もりをとる際には、「一括比較」を利用するのが便利でおすすめです。
複数の銀行を比較し、完全無料であなたにピッタリの住宅ローンを提案してくれるサイト、モゲチェック を利用しましょう。
モゲチェックはNHKなどのメディアでも取り上げられており、診断結果はスマホやPCですぐに表示されるため、面倒なやりとりもなくおすすめです。
3.自動車からお金を守れ
ハイエナ「ディーラー営業マン」
車があれば、家族や友人と色々なところに行けて、夢が広がりますよね。
しかし、安易に新車ディーラーを訪れてはいけません。
そこにはディーラー営業マンという恐ろしいハイエナがたくさんいます。
新車の値段って本当に高いですよね。とても現金一括で買えるような値段ではありません。
新車を頻繁に買い替えているような人は、まず資産形成は無理でしょう。
持論ですが、年収か資産の半分までの金額しか、自動車には使うべきではありません。
総額400万円の自動車を保有するためには、年収か資産が800万円は必要ということです。
そのような、資産形成の妨げになるような高級な車を、あの手この手で売りつけるのが、ディーラー営業マンの仕事です。
400万円の自動車くらい、ローンを使えば余裕で買える、と考える人もいるのではないでしょうか?
そういう人はすでにディーラー営業マンの手のひらの上で転がされてますよ。
中古車を買って、20年落ちまで乗ろう
今の車は、ちゃんと整備すれば新車から20年間は乗れます。
お金を守るためには、中古車を買いましょう。
安い中古車を買って、20年落ち(新車から20年経過した車のこと)まで乗り潰すのが、最もお金がかかりません。
5年落ちの中古車なら、あと15年間乗れます。
10年落ちの中古車なら、あと10年間乗れます。
「子供が生まれたらすぐに車を買い替えるだろうから、今は15年落ちの安い車にして、あと5年間だけ乗ろう」とか、
「子供が成人するまでの15年間は大きい車に乗りたいから、少し値段はするけど5年落ちの車を買おう」とか、
それぞれのライフイベントにあわせて購入する車を検討してみてください。
自動車の話を始めると、止まらなくなってしまうので、今回はこれくらいにしておきます。
4.ローンからお金を守れ
ローンは資産形成の敵
ついついお金を使いすぎてカードローンを利用してしまったり、高い買い物をするときに、分割払いやボーナス払いを頻繁に利用していませんか?
また、マイホームや自動車を買うときには、高額な買い物なのでローンを組むのが当たり前だと思っている人はいませんか?
私も以前はそのように考えていましたが、ハッキリ言ってその考え方はマズイです。
あなたが何か買い物をするときに、平気でローンを勧めてくる人は、資産形成の敵だと思ってください。
不動産屋や新車ディーラー営業マンのことを、「ローンの契約を助けてくれた良い人」と勘違いしてる人もいますが、営業マンはあなたに高額な商品を売りつけられれば、なんだっていいのです。
それに、あなたが組んだその高額なローンのおかげで、営業マンは特別な報酬をもらっている可能性も大いにありますからね。
なんにも良い人ではありません。
ハイエナ「銀行員」
もしどうしても借金が必要になったら、銀行に相談するのが、金利も低くて良いです。
しかし、ここにも銀行員というハイエナがいるんです。
銀行はお金を貸すときに、金利という手数料をあなたからもらうことで稼いでいます。
しかし、はっきり言ってそれだけではあまり儲かりません。
そこで、もっと銀行が儲けるためにあなたに売りつけたい商品が、保険や投資信託などの金融商品です。
銀行がなぜか保険や投資信託を売っているのを見かけたことはありませんか?
銀行は、あなたに手数料の高い保険や投資信託を売りつけて、その手数料で荒稼ぎしたいのです。
銀行まであなたのお金を狙っていて信用できないとなると、本当に不安ですよね。
銀行でローン以外の相談をするな!
お金を守るためには、まずはできるだけローンをしないようにしましょう。
もしどうしてもローンが必要になったら、その時は必ず銀行に相談しましょう。
ただし、ローン以外の金融商品(投資信託や保険など)には、一切関わってはいけません。
ちなみに、投資信託や株は、手数料をできるだけ抑えるために、ネットで購入するのが鉄則です。
おすすめのネット証券は松井証券 です。
大手の証券会社で、「1日の約定代金合計50万円までの手数料0円!」、「豊富な情報ツール!」、 「安心のサポート体制!」で人気です。
今すぐ口座開設して、デイトレードを始めましょう!
5.保険からお金を守れ
ハイエナ「生保レディ」「保険の無料相談窓口」
保険に積極的に入りたいという人はなかなかいないと思います。
- 一体どの保険に入ったらいいのかわからない
- なんとなく勧められるままに保険に入ってしまった
こういった悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?
安易に保険の外交員(生保レディ)や、保険の無料相談窓口に近づいてはいけません。
彼らもまた、あなたのお金を奪うハイエナなのです。
もっと言えば、これまで登場した全てのハイエナが、何かしらの保険を取り扱っていると思います。
何故だと思いますか?保険であなたを守りたいと思っているからでしょうか?
まさか、ハイエナがそんなこと考えるわけありません。
そんな心優しい人々であるなら、私も「ハイエナ」なんて呼びませんよ。
答えは、保険はとても儲かる商品であり、保険会社(〇〇生命とか〇〇損保とか)も、それを売る人たち(ハイエナたち)もウハウハだからです。
裏を返せば、あなたは保険でものすごく損をしているということです。
保険は自分で探せ!
保険というものの性質上、これまで解説してきた商品たちと比較して、どれくらいの値段が妥当かわかりづらいですし、そもそも保険の仕組み自体が分かりづらいですよね。
ハイエナたちは無駄に不安を煽るのが得意です。
そうして、あなたに本当に必要な保険かどうかは関係なく、彼らが儲かる商品を売りつけてきます。
それがハイエナたちの仕事なんです。
基本的には彼らが提案する商品は断ってください。
断るのが難しければ、その場はいったん帰って、連絡を断てば大丈夫です。
あまりにしつこければ、消費者センターに相談してください。
それでも、全ての保険が無駄かというと、あなたが損をする部分はあるものの、「保険には有益なものもある」、というところが頭を悩ませるところです。
買うべき保険商品は、自分で検索し、比較・検討し、選ぶようにしてください。
自分で探せるか不安かもしれませんが、私が案内するので、大丈夫です!
買うべき保険はこれだけ!
買うべき保険商品の基準は、「起こる確率はかなり低いけど、もし起こったらものすごくお金が必要で人生詰む」というものです。
例えば、
- 自動車事故で相手を死亡させてしまい、1億円の賠償金を支払わなければならない
- 賃貸アパートの部屋を火災で燃やしてしまい、大家さんから5000万円の賠償金を請求された
- 自分が30歳で突然死亡してしまったら、妻と幼い子供たちの生活費や教育費、そして5000万円の住宅ローンを、残された家族は支払えるだろうか?
こういったお金のトラブルには、保険で対応するのが良いでしょう。
保険の選び方については話が長くなるので、また別の記事で解説したいと思います。
6.投資・節税商品(詐欺、悪徳)
ハイエナ「投資・節税 詐欺師」
みなさんは、投資・節税商品の営業をかけられたことはありますか?
私は職場にワンルーム投資詐欺の電話がかかってきた経験が何度もあります。
騙されていることに気付かずに、マンションを購入した同僚もいますよ。
投資・節税に関して相手から話を持ちかけてくるようであれば、それは詐欺・悪徳商法の可能性が極めて高いので、関わらないようにしてください。
世の中には無数の詐欺・悪徳商法があるので、ここで説明しきることはできません。
しかし、私がここで敢えて「投資・節税」の詐欺・悪徳商法について取り上げるのは、以下の理由からです。
- 資産1億円をつくるためには「正しい投資・節税」のスキルが必須だから
- 投資・節税の詐欺によって、再起不能なほどの借金を背負う可能性があるから
- 詐欺の被害に遭った結果、自分も詐欺に加担する可能性があるから
- 自分の身近な人が詐欺商品、悪徳商品をすすめてくることがあるから
まずは投資や節税には関わらない
資産1億円つくるためには、投資や節税は避けては通れません。
しかし、焦って投資や節税を始めたことで、詐欺師に騙されてしまい、再起不能なほど借金を背負わされてしまっては元も子もありません。
再起不能になるくらいなら、まずは投資や節税には関わらない方が良いと思います。
しっかり稼ぎながら、お金を守り、並行して投資や節税の知識をつけていけば良いのです。
まとめ
「人生の5大出費」と、「5人のハイエナ」について解説しました。
「人生の5大出費」とは
- マイホーム
- 自動車
- ローン
- 保険
- 投資・節税商品(詐欺、悪徳)
「5人のハイエナ」とは
- 不動産営業マン
- 自動車ディーラーの営業マン
- 銀行員
- 生保レディ、保険の無料相談窓口
- 投資・節税商品を扱う詐欺師
のことでした。
お金の守り方について学んで、ずいぶん不安が高まったかもしれません。
しかし、たった5つのポイントに注意するだけで、資産1億円がグッと近づくのですから、これほど簡単なことはありません。
難しいことは考えなくて大丈夫!
ハイエナたちに近づかなければいいだけですよ!
私も数年間は会っていません。
この記事の内容は、あなたが資産1億円をつくるまでの1つのステップにすぎません。
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